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ご挨拶

ABK同窓生の皆様へ(東日本大震災のお見舞いとお礼)


(財)アジア学生文化協会
理事長  小木曽友

 このたびの東日本大震災の被災に対し、ABKへのお見舞いのお電話、メールを頂きまして誠にありがとうございました。2011年3月11日午後2時46分、私はちょうどABKの中で、留学生の皆さんと雑談をしていました。その時です。グラリと揺れ、それがどんどん大きくなり、棚のものが落ちはじめました。これは危ないと感じ、すぐに、中にいた人たちと一緒に、外の道路に飛び出しました。見ると、前の広場の30数階のビルが、左右に大きく揺れているのが見えました。50年ABKにいる私でも初めて経験する大きく長く、恐ろしい揺れ方でした。

 大地震と大津波、また福島原発の爆発事故と、日本列島は、東北・関東地方を中心に歴史上未曾有の惨事に見舞われ、多くの人命が失われました。被災地の皆様は、ご家族、ご親戚などを含め、ご無事だったでしょうか。ここに被災されたすべての皆様にお見舞い申し上げ、亡くなられた方々へ深い哀悼の意を捧げます。
 海外の皆様は、大地震・津波に加え、福島原発の事故に他人事でない、恐怖を感じられたことと思います。日本も世界も、これから原発とどう付き合っていけばよいのか、難しい問題を突き付けられました。

 ABK(新星学寮および付設の学生寮も含め)は、幸い、留学生にも教職員にも、また建物にも被害はなく、全員無事でした。ただ、日本語学校在学中の学生がほとんど帰国し、また、4月初来日予定の新入生の入学時期を5月初に延期するなどの緊急措置を講じましたが、おそらく、帰国者の再来日の減少、新入生のキャンセルの増加など、これからのABKの運営には厳しい前途が待ち受けているものと覚悟しております。また、このような日本にこれからも留学生がやってくるのかどうか、という根本的な問題にも直面しています。

 私たちは、今後、ABKはどうなるのか、どうすればよいのか。叡智を結集して新しい道をきり開くべく、鳩首協議を始めております。
どうか、今後とも、従来にまさるご支援・ご鞭撻を賜ります様切にお願い申し上げます。

末ながら、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
  
2011年3月

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